南京町は神戸を代表とする小さなチャイナタウン。南京町に行くと中国ならではの赤や朱色の建物が沢山。わざわざ中国に行かなくても南京町で中国に行った気分を味わえるんじゃない!?っていうくらい中国っぽい。
そんな中にピンク色のお店が
シュークリームで有名なエスト・ローヤルというお店です。可愛らしいお店の色が気になりふら~っと寄ってみると中には美味しそうなシュークリームや焼き菓子などお菓子が沢山。
私はエスト・ローヤルで人気のシュー・ア・ラ・クレームを買って食べたのですが、シュー生地が香ばしく持った感じだけでもボリュームがありました。中のクリームは重量ずっしりでバニラビーンズとミルクの味がしていて口の中が甘くなりすぎないので、甘いものが苦手な男性などでも食べやすいと思います。
紙袋がかわいかったので一緒に撮りました。
南京町から帰ってきてこの記事を書く際に資料を探していると、複数のグルメ本にエスト・ローヤルが載っていました。それだけいろんな人に人気のお店だということがわかります。
…マシュマロ専門店?
南京町に軒を連ねているお店の中を抜けていくと、人通りが少なく静かな通りに出てきます。
そんな中でまたピンク色の目立つお店が。どうやら女子はピンクに目が行きやすいようです。
神戸マシュマロ浪漫というお店です。南京町にマシュマロを売っているお店があるなんて当然知らなかったのでまた寄ってみることに。ショーケースには可愛らしいカップに入った色とりどりのマシュマロが並んでいました。マシュマロだけを買うなんて今まで経験したことがなかったので、お店の中で迷っていると店員さんがお勧めを教えてくださいました。
ストロベリーやラズベリーなどのベリー系が人気だと聞いて、ストロベリーを購入。
手に取ってみると市販のものよりふわふわで軽く、口に入れるとふわっと溶けて喉越し良く、フレーバーの味が広がりました。噛んでいくうちに味が広がっていき幸せな気分に浸れますよ。
行ってみないことには意味がない!南京町に行っチャイナ!味わっチャイナ!
今回実際に南京町に出向いてみて、新たなお店を発見することができたし、豚まんの味を知ることができました。南京町の中心には沢山のお店がひしめき合っていて人もすごく多かったけれど、少し隣の路地に入るとさっきまでの賑やかさは消え静かな路地に…なんてこともありました。また、出店のようにお店があるので、店先にテーブルや椅子を並べて買ったものを外で食べている人がいて、今まであまりそんな景色を見たことがなかった私は、ザ・繁華街というようなものを目にすることができてなぜかワクワク心が躍りました。
そして中華ばかりだと思っていた南京町でしたが洋菓子を売っているお店もあったし何よりも、チャイナタウンなのに日本人ばっかり!ここが一番面白いなと実際に行ってみて思いました。日本の文化も素敵ですが、異文化に触れあうちょっとしたはじめの一歩として南京町に行ってみてはいかがでしょうか。
店の外にテーブルや椅子が並んでいる。あえて寒いところで温かく美味しいものを食べるのもいいんじゃないでしょうか。
参考
三宮一貫楼ホームページhttp://www.ikkanrou.co.jp/
四興樓ホームページhttp://shikohroh.com/
神戸豚饅サミットホームページhttp://www.kobebutaman-summit.com/
老祥記ホームページhttp://roushouki.com/
エスト・ローヤル南京町本店ホームページhttp://www.estroyal.co.jp/
マシュマロ専門店神戸マシュマロ浪漫ホームページhttp://www.kobe-roman.com/
株式会社アートデザインセンター『神戸のお菓子がささやいた おいしい夢を神戸から―』神戸新聞総合出版センター p.14-15(2002)*
*ともにエスト・ローヤルについて記載
取材・有馬瑞貴