2016年1月29日金曜日

みんなで南京町に行っチャイナ! 第一部 豚まん放浪記 2016/1/10





1月11日、三連休最終日に神戸元町にある南京町に行ってきました。

以前一度だけ友人と行ったことがあるのですが、その時は本当にふらっと立ち寄っただけだったので今回再び訪れてみて、私にとって『はじめて』が沢山ありました。主に私目線ですが、南京町に来たことがない人にも興味を持ってもらえるよう書きたいと思います。

  

 中華街といったらやはり豚まんですよね。恥ずかしながら豚まんというものを食べたことがなく、今回実際に南京町に行って有名な豚まんを食べてきました。



三宮一貫楼の豚まん

 まず私が行ったのは三宮一貫楼というお店。オレンジ色の外観が特徴的なお店で、お店の外からでもガラス張りになっている中で豚まんを作っているのが見えます。外からでもテイクアウトができるようになっていて豚まんを買い求めるお客さんの姿も見受けられました。

 私が行った時間がお昼時ということもあってか、店内は人が沢山いて入ってから呼ばれるまで10分ほど待ちました。






思ってたよりもおっきい…!!!


注文した豚まんは私が想像していたよりも大きく、実際に持ってみてもずっしりと重かった。どうやって食べればいいのかわからず、隣のおじさんが食べているのをじっと観察しながら恐る恐る一口…。

皮が甘くて、中身は豚肉と玉ねぎが入っており、中の餡がぎっしりで味も濃く、口いっぱいに豚まんの味が広がりました。一つしか頼まなかったのですが、スープが一緒についてきました。もっとお手軽な感じで食べられると思っていたので豚まん一つでも十分お腹いっぱいになりました(初めてだったから余計かな)






四興樓の豚まん

次に、阪神元町駅すぐ横の緑色と赤色の店構えの四興樓というお店の豚まんを食べに行こう…と思ったのですが、ここはテイクアウトで。





自宅に持ち帰って一貫楼の豚まんと食べ比べてみると、四興樓の豚まんのほうが皮が分厚く、餡は濃すぎない優しい味で中の玉ねぎが甘く、入っている大きさも大きかったです。

今回二店の豚まんを食べてみて、私的には一貫楼の豚まんはご飯向けで、四興樓の豚まんはおやつ向けだなと思いました。また、私のような豚まんビギナーにはまず四興樓の豚まんを食べてほしいです。反対に豚まんを食べたいんだ!という人には一貫楼の豚まんをそれぞれお勧めしたいなと思いました。



四興樓の豚まん。皮が甘く優しい味がしました。女性におすすめかな。

祥記の豚まん

豚まん発祥のお店・老祥記です。南京町の中心地にあり、写真には映りきらないほど沢山の人が列をなしていました。肝心の豚まんはお腹がいっぱいで食べることができませんでした。





KOBE豚漫サミット 
21年前、阪神淡路大震災が発生し神戸が復興していったのと同じように、東日本大震災で被災した地域の復興のため、「日本の元気を神戸から」というテーマで2011年から開催され昨年で5回目の開催。1111日を豚まんの日とし、例年1111日前後に開催されています(年によって開催日は異なる)。豚まんサミットでは老祥記、四興樓、三宮一貫楼の3店舗の豚まんが入ったサミット限定豚まんセットなどがあるので、有名なお店の豚まんを3つ同時に食べ比べてみたい方はぜひ行ってみてください!ほかにもいろいろな豚まんのお店や企業、大学などからもサミット限定オリジナル豚まんも販売されています。


2015年は豚まん発祥のお店である老祥記が100周年という節目を迎え、今もなおますます南京町は盛り上がっています。



取材・有馬瑞貴