カフェに向けててくてく。
さて、目的のカフェまではJR和田岬駅で下車し徒歩8分ほど。しかし、駅への列車は朝と夜だけしか運行していません。そのため私たちはJR兵庫駅で下車し、徒歩で15分ほどかけてカフェに向かうことに。歩くほどに景色の移り変わりがあり、それも楽しめました。
目的地到着
入り口前までに来たところで外観に驚き!ビンテージ感がとても出ていました。
いざ、店内へ!
北欧から取り寄せた椅子がたくさん!
入り口を入ってすぐの1階のフロアは椅子の他にもソファーなどが無数に並べられていました。
階段を上がると2階には家具や雑貨が並べられていました。女性の心をくすぐるような雑貨や食器などがたくさん!!一つ一つに個性があり、眺めているだけでも楽しめました。
併設されているカフェに行く
間接照明とお皿の使い方がオシャレ!中がどのようになっているのかどきどきします。
椅子や机、間接照明のひとつひとつに温もりを感じる。
それぞれの個性がうまく調和されている...。
しばらくはメニューも見ずカフェの内装をただただ見回していたわたし。
ホットサンドセット
メニューには美味しそうなデザートの写真がずらり。ランチのホットサンドセットは、きのこ・チーズ・ベーコンがサンドイッチされています。そして、さつまいもと人参のポタージュ、ドリンク。最初にポタージュが出てきました。さつまいもと人参の素材本来の旨味が口の中にひろがって、優しい味でした。次に、ホットサンド。きつね色にこんがり焼けて、見ているだけで美味しそうでした。中からチーズがとろ〜り。ベーコンと絡み合って絶妙なハーモニー。
かぼちゃのケーキ
ランチのあとにデザート。今回頼んだのはかぼちゃのケーキ。かぼちゃをとても感じられる一品。シナモンがアクセントで効いていてかぼちゃの甘さを引き立てていました。
生クリームと一緒に食べると◎セットのコーヒーはもう一杯お代わりも可。カフェで
ゆっくりしたい人にはオススメポイントです。魅力を感じられるところでもありました。
オーナーの服部さんにインタビュー
お顔が暗く写ってしまってすいませんでした。
「北の椅子と」ができたのは今から約2年前。 もともと製材所だったこの場所の裏に住んでいた福部さん。 ここを改装して利用してもいいということになり。 ご主人が家具の販売をされていたことから、 家具に興味を持ち家具を販売するようになりました。 お店に置いてある家具はすべてデンマークでみずからが買い付けて きたもの。特に60年代のビンテージのものを集めています。
デンマークの人は日本人に比べて体格が大きいが、 家は石造りで比較的狭いそうです。それに合わせ、 家具も小さめに作られているが、 それが日本人の体格にちょうど良い。また、デンマークの人は家にいる時間が長いので、 家具にはこだわりを持っているそうです。 こだわりを持って揃えた家具なので、長く大切に使い、なおかつ、 家具を受け継くこともそういったデンマーク人の精神を実現するこ とにつながっています。
カフェで使われているのは福部さんが仕入れてきたデンマークのビ ンテージ家具。 カフェで実際に家具に触れてもらいその良さを知ってもらうとカフ ェをはじめられたそうです。
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普段、一番身近にあるからこそこれまであまり気にしなかったが、木造の家具から自然を感じることができるのは素敵だとおもいました。今はいくらでも大量生産ができてしまいますが、デザイナーそれぞれの個性のあらわれたハンドメイドかつ職人の技が残っている家具なので、長く使うことができ「家具と一緒に暮らす」大切さを知りました。
取材 東間千晴