2015年11月2日月曜日

ロケ場所としての旧居留地 2015/10/11

 そこはかとなく異国を感じる神戸。その中でもいちばんなのは旧居留地。ここを歩けばなぜか誰もが日本のような外国のような、とにかく非日常気分になります。そんな不思議な魅力を秘めた旧居留地はは、ドラマや映画のロケ地としてしばしば登場しているのです。今日はそんな旧居留地でロケ地になったところを歩いてみました。

大丸神戸店


 大丸神戸店の前にある時計台のベンチでは、一休みしている夫婦やカップルがたくさん見られ、ゆったりとした時間の流れを感じました。
 この大丸神戸店はいろいろな映画のロケ地となっています。今回紹介するのは、綾瀬はるか・小出恵介主演の『僕の彼女はサイボーグ』。大丸脇の交差点を夜間閉鎖してロケを行ったそうです。

(C)2008「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ

『僕の彼女はサイボーグ』
韓国映画『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』に続く"彼女シリーズ"第3弾
脚本 監督 郭在容(クァク ジョエン)
 北村ジロー(小出恵介)は奇妙なボディスーツの「彼女」(綾瀬はるか)と遭遇する。「彼女」の奇妙な行動、言動に振り回されつつも、ジローは「彼女」に惹かれていく。しかし、「彼女」は謎めいた言葉を残して突然姿を消してしまう。未来からやってきた「人造人間」の少女と、彼女に惹かれていく青年の共同生活を描いたSFラブストーリー。



京町筋


 メリケンロードを南に進むと、少し開けた交差点に出ました。そこから東に進路を変えて進むと、看板がおしゃれな建物が多く見られるように。
京町筋に入ると、目につくのが神戸市立博物館。今、神戸市立博物館では、大英博物館展が開かれており、私も先日見に行ってきました。私が見に行った時も多くの来館者で賑わっていましたが、この日はその倍ぐらいで、外の通路まで行列ができるほどでした。この京町筋は、金城武・小西真奈美主演の『Sweet Rain 死神の精度』のロケ地として使われました。




(C)2008「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会

『Sweet Rain 死神の精度』
著者 伊坂幸太郎 2004年 第57回日本推理作家協会賞短編部門受賞
監督 筧昌也 脚本 筧昌也 小林弘利
7日間の調査の後に対象者の死を見定める、クールで少しずれている死神を取り巻く人生の物語。


神戸朝日ビル


 旧居留地の中でもかなり大きな建物で、ここも長澤まさみ・岡田将生主演の『清く柔く』など2作品のロケ地となっています。

(C)2008「潔く柔く」政策委員会
『潔く柔く』
監督 新城毅彦 脚本 田中幸子 
大島里美カンナ(長澤まさみ)とハルタ(岡田将生)は、同じ団地に住む幼馴染みで「猫のキス」をする仲。マヤ(中村蒼)とアサミ(波瑠)は中学の同級生で、4人は高校で出会う。アサミはハルタに、マヤはカンナに恋心を抱いていた高校1年の夏、ハルタが交通事故で死んでしまう。カンナ、マヤ、アサミそれぞれの複雑な想いが互いに交錯しあう物語。


~~~~~~~~~~~~~~~
カフェでひと休み
季節のパンケーキ(税込 972円)を注文。
café kukka 神戸市中央区元町通5-3-17
~~~~~~~~~~~~~~~
 レトロな雰囲気が漂っているので、歩いているだけで自分自身まで大人っぽくなったかのような錯覚に陥ってしまいました。こんなところでお買い物なんてなかなかできないけれど、お店も気になるところがいくつかあってので、また今度のぞいてみたいなと思いました。 多くの人でにぎわっているにも関わらず、建物や看板などに統一性があり、整然としていたので素敵な場所だな、散策してよかったな。

取材 寺田 朱李